キャッシュピットのおまとめ利用は厳しい!その理由を徹底解説!乗り換えなら可能性アリ!?

地銀・信金のカードローン 2021/10/29 2521view

常陽銀行カードローン・キャッシュピットでおまとめローンを利用するのは非常に難しいのが実情です。おまとめローンや借り換えローンの利用を考えている方にはおすすめできません。その理由について徹底解説しています。

キャッシュピットは総量規制に影響されない銀行系カードローンなので、理論上はおまとめローンとしての利用もOKだと思いがちです。

ただ実際には銀行系カードローンは、おまとめローンに積極的なところと消極的なところがあり、キャッシュピットは残念ながらおまとめローンに消極的なのです。

総量規制は関係ない銀行系カードローンはおまとめローン向き!キャッシュピットもおまとめローンとして利用できる?

消費者金融やクレジットカード会社など信販系カードローンは、総量規制というルールが適用されてしまいます。巷間言われる「年収の1/3まで」というのがその総量規制のことですね。

この総量規制というのは、貸金業法で定められているルールであり、銀行系には関係のないものなので、銀行系カードローンはおまとめローン向きだと言われているのです。

もちろん、常陽銀行のカードローンであるキャッシュピットも総量規制は関係ありませんので、理論上は借り換えローンもおまとめローンの利用も可能になります。

貸金業法ってそもそも何?総量規制とは?

ここで、簡単に貸金業法と総量規制、銀行系カードローンの関係性について触れておきましょう。貸金業法というのは、個人にお金を貸すことのみを専業としている金融業者のことです。身近で言えば消費者金融やクレジットカードカード会社、信販会社などが有名です。

一方、銀行の場合は個人にお金を貸すことのみを業務の中心に据えているわけではありません。預貯金もできれば為替業務なども行っていますので、貸金業者とは一線を画す金融会社です。銀行の場合は銀行法という法律に沿った運営が行われ、貸金業法が適用されることもありませんし、そこに定められた総量規制というルールも関係ないのです。

信金や信組も貸金業法は関係ありません!

ちなみに、銀行と同じような業務形態をとっている信用金庫や信用組合も、貸金業法が適用されることはありませんので、カードローンをおまとめローンの代わりとして利用することができます。

信用金庫の場合、信金法という法律に沿って業務が行われていますし、信組では中小企業等協同組合法や協金法という法律に沿って運営されています。

ちょっと待って!総量規制が関係ない銀行系でもおまとめ推奨派とおまとめ消極派があります!

総量規制が関係ないとなると、年収の1/3という枠に捉われる必要はまったくなくなりますので、すべての銀行系カードローンがおまとめ利用可能なようにも思えてきますよね?

しかし現実はというと、これがなかなか一筋縄ではいかないのです。同じ銀行系カードローンでも、銀行によっておまとめ利用を推奨しているところもあれば、消極姿勢のところもあるのです。

キャッシュピットはおめとめローン推奨派?それとも消極派?

では、キャッシュピットはおまとめ利用可能なのでしょうか? 冒頭で、キャッシュピットは理論上おまとめ利用が可能であると述べましたが、これはあくまでも総量規制の対象外となる銀行系として見ればおまとめもあり得るというだけの話となります。

公式ページにおまとめに関する記述があるかないか!そこが推奨派と消極派の分かれ道です!

お目当てのカードローンがおまとめを推奨しているのか消極的なのかを知るひとつの手掛かりとして、公式ページにおまとめについての記述があるかどうかを目安にできます。

公式ページに、「おまとめローンや借り換えローンも利用OK!」という文言が躍っていれば、それはおまとめ利用推奨派です。逆にそうした文言が一切見当たらなければ消極派ということになります。

残念!キャッシュピットにはおまとめローンに関する記述がない!?

転じてキャッシュピットはどうかと言いますと、残念ながら公式ページにはおまとめに関する記述がありません。ここから、キャッシュピットをおまとめローンとして利用するのは、やや無理があると判断できます。

「記述がなくてもOKかもしれないじゃん!」という意見もあるかもしれませんが、実は常陽銀行にはおまとめ利用可能なフリーローンがあるのです。そこにはおまとめに関する記述がちゃんとあるのです。キャッシュピットには一文もそうした記述がないことから考えても、おまとめ利用は厳しいでしょう。

キャッシュピットの審査体制から考えてもおまとめローン利用は推奨していません!

キャッシュピットは、その審査体制から考えてもおまとめ利用は推奨していない節が伺えます。キャッシュピットは、収入と返済とのバランスをとても重視して融資額を決定しています。申し込みフォームにも、使い道などを選択する項目はありません。

つまり、多少属性が悪くても収入と返済のバランスがとれる範囲であれば融資が行われますが、おまとめのように高額となると収入と返済とのバランスが大きく崩れることになりますので、そもそも審査通過自体が望めないのです。おまとめに必要なだけの金額を希望するのであれば、相応の収入があって、然るべき属性でなければ厳しいわけですね。

キャッシュピットは他社カードローンから乗り換えできるの?

キャッシュピットはおまとめ利用を考えている場合は厳しいということが分かったところで、今度は「乗り換えローン」――つまり借り換えについて考えていきましょう。

乗り換え/借り換えというのは、他社カードローンからより金利の低いカードローンへ乗り換えることです。金利負担が軽減される分、無駄な金利を抑える効果があります。

キャッシュピットで借り換え!借り換えの金額がいくらなのかによります!

おまとめの項でも述べましたが、キャッシュピットはおまとめローンや借り換えローンについては積極的ではありません。そのため、実際に申し込みを行い、融資された金額を自身で借り換えローンとして利用するしか方法がありません。

審査結果によっては借り換えしたい金額に届かない可能性だって十分にありますし、そこはある意味で運を天に任せるしかないというのが実情です。借り換えに必要な金額に届かなければ、無駄な借り入れが増えるだけですので、メリット自体なくなってしまいかねません。

少額融資の範囲内なら可能性アリ!ただし金利に注意!

キャッシュピットの審査はかなり柔軟性が高いため、少額融資の範囲であれば借り換えとして利用できる可能性も十分あります。恐らく、借り換えに必要な金額が50万円以内であれば借り換えローンとして利用できる可能性があります。

ただし、キャッシュピットの金利は少額融資で年14.8%です。これは銀行系としてはやや高めとなりますので、借り換え利用するのであればこの金利より高いカードローンから借り換えなければ逆に金利が高くなりますので、そこは注意するようにしましょう。

貸金業者からの借り換えならメリットが大きい!

年14.8%という金利は、たしかに銀行系ではちょっと高く感じますが、年18.0%ほどの金利が適用されている消費者金融など貸金業者よりは遥かに低金利となりますので、貸金業者からの借り換えならメリットが大きくなります。

同じ銀行系カードローンでも、貸金業者並の金利設定をしているところもありますので、そうした銀行カードローンからの借り換えでも十分メリットがありますね。逆に、例えば年13%の他行カードローンから借り換えれば逆に金利負担が増してしまいますから、借り換え利用前には金利を比較することだけは忘れずにおきましょう。

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